先週末、陣張りはそこそこにして、
世田谷の静嘉堂文庫美術館で開催されている美術展を見てきました^^
じつはこの美術館が収蔵している茶入れ「九十九茄子」を見たくて行ったのですが、今回は展示されてませんでしたw
『サムライたちの美学』ということで、桃山時代や江戸時代の刀剣を中心に(なかには南北朝時代の刀剣も!)、刀装具や印籠などが展示されていました。
入ってすぐに“長船”や“埋忠”など「うわ〜この刀剣、名前聞いたことある〜〜すげー切れそ〜」と盛り上がりつつ、すぐにあることに気がついてしまいました。
それは、、、
「おれ、刀剣マニアじゃないや…orz」ということww
まわり一面が刀なんですよ。そりゃあもう、好きな人にはたまらない状況なんでしょうが、じっくり見れば見るほどその輝きに目が疲れます><。「引き込まれそうな輝きって、こういうのをいうんだろうな〜」っていう。
で、刀剣もいいんですが、それよりも刀の鞘や鐔など装飾の方が興味深かった。江戸時代のものになると、鞘に砕いた青貝をちりばめてキラッキラさせてたりするんですよ〜。ネイルをキラキラさせたり、iPhoneにカラフルなカバーつけるのと同じ感覚なのかな〜
とくによかったのが根付け。いやはやこんなに精巧に作るものなのか〜と感心させられっぱなし。素人の私は根付けを始めてちゃんと見たんですが、根付け専門の蒐集家がいるのもうなずけます。細やかな彫刻や、季節感を楽しめるものだけでなく、動きや表情がコミカルなものもあって、笑えるんですよね〜
ここは小さな美術館ですが、展示目録と一緒に「図説・刀剣鑑賞の手引き」も付けてくれて、私のような初心者にとって細やかなところに気が利いてました〜
↑「図説・刀剣鑑賞の手引き」の一部。刀紋の説明です(
気が向いたら、もう少し見やすい写真とりなおそう…画像再UPしました)
ということで、ここまでこの展示会の感想みたいなものをつらつらと書いてきましたが、この展示会、今週末(2/25(日))までです(スイマセン^^;) もっと早く観に行けばよかったな〜
詳しくは、下記のリンクからご覧下さい。
『サムライたちの美学』静嘉堂文庫美術館[0回]
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